もう一度、君と
外よりも家でのデートが多いけど、私はそれでも満足。

でもバレンタインのデートは
すごく楽しかったな。

2人でいつもより少し大人なお洒落して初めてディナーに行った。

亜美のバイト先のレストラン。
カジュアルだけど、高校生の私達からしたら、ディナーの時間帯はやっぱり背伸びな感じ。 

冬休みに2人でランチに行った時、お店を気に入った千早が
“バレンタインの限定コース食べに来よう”って言ってくれたから。


あのディナーデートはお互いすごく新鮮で、倦怠期って感じしなかったけど、それとも倦怠期って自分じゃわからないのかなぁ?

でも私は千早が好き。

それは変わってないし、くよくよする彼女なんてきっと千早はイヤだよね!

楽しいことを考えなきゃ。

わからない不安に負けたくないもん。




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