第2ボタン
――次の日の朝 教室――
「さぁ、まずは朝の挨拶から!!!!」
「ちょ、その前に結華が朝の挨拶しなきゃ!!!」
あ、そうだった…
「えー…彩ぁ…先に言って!!!」
「あー…うん…
 おはよ!!!」
「おはよ」
「おはよ…」
「お、おはよ」
は、恥ずかしいって////
「ゆ、結華いったから、今度は彩の番だからね!!!
 あ、隼人君!!おはよ!!」
「は?」
「おはよう!!!
 ほら、彩も」
「い、いいって!!!」
「隼人君、おはよう!!!」
「お、おはよ」
もー…彩消えたし…
あ、そーだ…
「ねー、隼人君」
「あ?」
「彩しっとる?」
「うん、荒川彩ちゃんでしょ?」
「うん、席どこかわかる?」
「あそこ」
「おー!!!なんでわかるの?」
聞いちゃいましたっ!!結華!!すごい!!
「え?林間学校班一緒だったし、まぁ、そういうこと////」
え、なんか、顔赤くない?
「ねー、隼人君の好きな人ってだれ?」
「え?」
「好きな人!!!」
「え…?ま…舞ちゃん…」
「それ、本当?」
「う、うん」
「ふーん…ありがとう」
本当だったんだ…でも!!!
まだ間に合う…。
うん、絶対そう!!
今日から…開始!!!
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