ハフピスライン
「とりあえず、その村に行くぞ。外部調査の結果から分かると思うが、罠の可能性はないしな」
「あの場所には何度か行ったことあるニャ。今の報告が確かなら、内部による反乱により結界維持が出来なくなった。つまり結界の術者が死んだ可能性が高いニャ」
「そうだな。結界の維持に魔石の使用されている可能性が高いだろうな」
「私もそう思います。マスターと同じ考えニャ。それに魔石があれば、簡単に調査出来るニャ」
「そうだな、任せるぜ、ミケ」
「はいニャ」
……ここにいる全員が開いた口が閉まらない。
この二人の会話は尋常ではない。調査隊の外部調査の情報でもそんなことすら言っていない。だというのに、結界だの魔石、内部反乱、罠の可能性もないと言っていたな。
しかも勝手に出て行こうとしてるし、残されたオレはどうすればいいんだろうか。
「おいライガ、さっさと行くぞ」
「ジークゥ!」
見捨てられていないことに喜ぶ。
「総括隊の隊長が行くなら問題ない。私達は後から詳しい調査のために向かいます。それでいいでしょうか」
「おう、先に行ってるぜ。一番隊隊長」
「あの場所には何度か行ったことあるニャ。今の報告が確かなら、内部による反乱により結界維持が出来なくなった。つまり結界の術者が死んだ可能性が高いニャ」
「そうだな。結界の維持に魔石の使用されている可能性が高いだろうな」
「私もそう思います。マスターと同じ考えニャ。それに魔石があれば、簡単に調査出来るニャ」
「そうだな、任せるぜ、ミケ」
「はいニャ」
……ここにいる全員が開いた口が閉まらない。
この二人の会話は尋常ではない。調査隊の外部調査の情報でもそんなことすら言っていない。だというのに、結界だの魔石、内部反乱、罠の可能性もないと言っていたな。
しかも勝手に出て行こうとしてるし、残されたオレはどうすればいいんだろうか。
「おいライガ、さっさと行くぞ」
「ジークゥ!」
見捨てられていないことに喜ぶ。
「総括隊の隊長が行くなら問題ない。私達は後から詳しい調査のために向かいます。それでいいでしょうか」
「おう、先に行ってるぜ。一番隊隊長」