ハフピスライン
「そんな顔するな、それじゃ早速行くか」

立ち上がりさっそく行こうとするジークだが話の流れからして、そのクエストに行くつもりだろう。

「待て」

オレはジークの首根っこを捕まえて止める。

「まず先に王様の所に行かないとダメだろ」
「ち、覚えてたか」

ジークはわざと言ったようだが覚えていて良かった。本当に流れに任せてたらクエストに行くところだった。
そうしてオレはジークと共に王様のいる王室に向かうことにした。

――――――服装は考えてみれば持ってきてなかった。故に汚い格好だけどそのままの格好で行くことにした。
< 56 / 195 >

この作品をシェア

pagetop