ハフピスライン
「いろいろとビックリした」
「オレがここの王子ってことはもうちょっと後まで伸ばしたかったけどな」

とりあえず部屋に戻ることにした。

「まぁジークが王子なのはビックリしたけど、まぁそこはどうでもいい、だろ? ジークの言葉を借りるなら。オレは今まで通りツッコミを入れるぞ」
「お、なかなか良い奴だな。さすがオレの見込んだ男。じゃ早速クエスト行くか」
「話の切り替えが早い! とりあえず……」

まぁ何も今は何も話すことを思いつかない。びっくりしたしで色々と吹っ飛んだな。

「まぁいいかしょうがない行くか」
「おう、準備するから外で待ってろ」

そう言ってジークは先に部屋を出た。

「ふう」

溜息をつく。
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