ハフピスライン
クエスト
「待たせたな」

なんかちょっとマジな装備のジークが現れた。しかもやる気満々。
時間は対してかかってないようだが……そんなに準備して一体どんなクエストなんだ。

「おい、ジーク本当にランクどれくらいのどうゆう内容なんだ」
「ランクで言えばCくらいだろ。内容は護衛だな」
「たった二人で?」
「それは安心しろ。なんか他にもいるみたいだな。後で合流する」

護衛か……けど護衛のランクがCってことはないだろう。Bくらいはありそうだな。ジークがいればなんとかなりそうだし、他にも助っ人がいるなら安心だな。

「それで何で行くんだ? 馬には乗れないぞ」
「それは大丈夫だ、すぐにテレポーターが来る。合流場所まで案内してくれるってよ」

テレポーターかよ。
一度記憶した場所なら起動することのできる魔術。しかも魔力が高いほど多くの人を遠くに運べるんだよな。そんな魔術、オレも使いたいもんだな。

「そういえば、聞きたいことがあったんだった。ジーク、アフランシールって給料出るのか」

オレはジークの両肩に手を置いて真剣な表情で聞いた。
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