ハフピスライン
オレがジークに聞こうとしたがそれを悟ったのか、ジークが突然話し出す。

「悪い、今日はライガの訓練なんだ。とりあえず最初はこいつにやらせてくれ」
「ちょ、ジークそれはキツイだろ。それにこのメンツならもったいないだろ、戦わないと」

そうジークに言った後、オレは他の三人を見る。

「オレは楽出来るならそれでいいぜ」

速効でヤクモが手を上げながら笑顔で言う。

「ヤクモに同じ、それにヤバくなったらてを出してもいいんだろ」
「却下だな。死ぬギリギリまで手助け不要」
「きっついな。けどいいか頑張れ」

ライキまでもや賛成する。
けどさっきの態度からシュドウは別だろう。期待の眼差しを向けるが……。

「ライキが戦わないならパス」

群れないんじゃねぇのかよ! とツッコミたくなったけど恐いので言わない。
けどこれで全員が納得してしまった。最悪だな。

「それではこれで互いの自己紹介はいいでしょう。さっそく移動しますよ」

依頼人の合図によりテレポーターが更にテレポートする。
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