ハフピスライン
鉱山についてからは最悪だった。

依頼者が鉱山を探し、その間護衛するのかと思いきや、採取するのも自分達でやり、依頼者は魔石の質を見るだけだった。

鉱山の中であるため、天井付近にある魔石もあり、そうゆうのを採取するためにオレの魔動式銃を使いまくった。

ほとんどジークの合図の元、撃っては魔石を運び、撃っては魔石を運びの繰り返し。
ここには魔吸石になりえる魔石もありそうでいっそ盗んでしまおうとも思ったがやめておいた。さすがにそれは悪だと思ったから。

「おいジーク、これでラストだぞ」
「そうだな、これで合計24発撃ったな」

分かってて撃たせたのかよ。そしたら帰りはオレ、戦えないんだぜ。せっかくヤクモから戦い方を伝授してもらったのに。

「後どのくらい必要か聞いてきてくれ」
「はいよ」

オレは最後の魔石を持って依頼主の元に行った。
ちなみにここではヤクモ一人とライキ、シュドウそしてオレとジークの3チームに分かれた。

依頼主の元に行ってみるとものすごい量の魔石がほぼ無傷があった。
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