あたしのドキドキ



もやもやしてる内に20分がたった



『よしっ、あと少しで完成だ』


そして数分後

来た時と全然違うわたしが鏡の向こうにいる


なんか少し大人になった?


『やっぱり俺の腕は確かだな、すっげー似合ってるぞ』



『それってお客さん皆にそうやって言うんですよね?』


『まあ、似合うようにカットしてっからな、ぢゃあ荷物取ってくるからカウンターで待ってろ』


『まだ帰りたくない』


『えっ・・・?』


『冗談ですよ!』

本当は冗談じゃないけど


カウンターでお金を払おうとすると



『金はいい、俺が勝手に言い出した事だ』



『でも・・・』




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