【完】肉食系上司様〜獣族の女王と獲物の俺〜
青年の方は、俺とヒノエさんが通ったあの魔界と人間界を繋げる扉へと移動する。
『アカデミーの最終課題で人間界へ行く、ユメト・メグだ。』
その青年…昔のユメトは、見覚えのある、あの男に言った。
『リョーカイ。受かるといいねー。まあ、頑張って。』
『はい。閻魔大王様。』
閻魔大王。そう、ジルさんだ。
ジルさんと会話を交わすと、ユメトは人間界への扉を開き、飛び込んで行った。
ここまでの過去は、全く憎しみを感じない。どうなって行くんだろう。
『アカデミーの最終課題で人間界へ行く、ユメト・メグだ。』
その青年…昔のユメトは、見覚えのある、あの男に言った。
『リョーカイ。受かるといいねー。まあ、頑張って。』
『はい。閻魔大王様。』
閻魔大王。そう、ジルさんだ。
ジルさんと会話を交わすと、ユメトは人間界への扉を開き、飛び込んで行った。
ここまでの過去は、全く憎しみを感じない。どうなって行くんだろう。