【完】肉食系上司様〜獣族の女王と獲物の俺〜
「人間などには分かるまい。この気持ちが!そなたら人間は、弱い故に憐れだ。」



「そんなこと…!俺は、あんたの気持ちなんか分かりたくない!命を、自分の欲のためになんか…。」



俺の空間を支配する暗闇に、気持ちが持って行かれそうだ。



俺は、一生この暗闇に捕われてしまうのだろうか…。



『捕獲完了。』



そう囁く声が聞こえる。ああ、ヒノエさんを救うどころか俺は、ここでユメトの快楽の肥やしにされてしまうのか。
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