【完】肉食系上司様〜獣族の女王と獲物の俺〜
前、伊佐木に過去を少し弄られた時、こうやって俺の記憶をヒノエさんは共有した。
だったら逆に、俺にも、出来るんじゃないかって思ったんだ。
額から、ヒノエさんの記憶の中へアクセスする。
この間の空間に飛ばされて、浮遊しながら目的の過去を探す。
探しているのパネルは、多分この間みたいに感覚で分かるんだと思う。
そうしている中で俺は、普段のヒノエさんからじゃ考えられない程に悲しい感情が渦巻くパネルを見つけた。
「これ…か。」
俺は肺の中の空気を入れ換えて、心を落ち着かせると、そのパネルへ手伸ばした。
だったら逆に、俺にも、出来るんじゃないかって思ったんだ。
額から、ヒノエさんの記憶の中へアクセスする。
この間の空間に飛ばされて、浮遊しながら目的の過去を探す。
探しているのパネルは、多分この間みたいに感覚で分かるんだと思う。
そうしている中で俺は、普段のヒノエさんからじゃ考えられない程に悲しい感情が渦巻くパネルを見つけた。
「これ…か。」
俺は肺の中の空気を入れ換えて、心を落ち着かせると、そのパネルへ手伸ばした。