【完】肉食系上司様〜獣族の女王と獲物の俺〜

「騙されてるって。ああいうタイプが、意外と生活形態オッサンなんだよ！ビールとユッケみたいな。」



ってか、ヒノエさんの生活はマジでだらし無いんだけど。



「誰が意外とオッサンだって？」



「うわっ！ビックリしたあ。噂をすればってこういうことだ。」



社食で男二人、お手製の弁当を食っている机にやって来たヒノエさん。



その手には、朝から俺に作らせた弁当が。



「机がどこも空いてないのよー。私のデスク周辺はむっさいし。ね、いいでしょ？」



「も…もちろんです！」



ああ長谷部君、ダメだよ。その人の胸の谷間は凶器なんだから。