【完】肉食系上司様〜獣族の女王と獲物の俺〜
俺よりずっとでかい弁当箱を広げてぱくぱく食べるヒノエさん。



長谷部君は完全にヒノエさんにくぎづけだ。ってか、主に谷間?



「さ!ごちそうさまでした。」



さっさと立ち上がり、立ち去ろうとする俺をすかさず左手を握り阻止するヒノエさん。



イタタタタ。爪、爪が狼化してて若干刺さってます。マジで。




「あのぉ部長、なんでしょう?」



「午後から商談なのよ。楓ちゃん、とりあえずついて来なさい。」



満面の笑み。いや、綺麗だけど騙されないぞ。…イタタタタ!爪が痛い!
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