【完】肉食系上司様〜獣族の女王と獲物の俺〜
そこで俺は記憶のパネルから弾き出される。



自分の中に戻り、ヒノエさんとクロエが戦うその異次元に戻った。



「ヒノエさん!右太股!」



戦っているヒノエさんに俺は叫ぶ。



「何!?右太股?」



ヒノエさんはクロエの動きを俊敏に躱すと、スカートを捲り上げて右太股を出す。



そこには、やはりクロエのあの空中に書いていたマークがあった。



「それをどうにかして消して下さい!そうすれば、多分帰れますから!」



「不確かな情報ね…全く。」



ヒノエさんは俺と背中合わせになり会話する。



俺の方も、なんとかしなきゃ。
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