【完】肉食系上司様〜獣族の女王と獲物の俺〜
俺は提出する書類を出しにヒノエさんのところへ行く。
そして、誰にも聞こえないように、そっとヒノエさんに言った。
「ヒノエさん…人間になりきれてません。」
「!?……げっ。」
ヒノエさんは俺に言われて色んなところを確認し、顔が青ざめる。
今日のヒノエさんは、左手が若干狼のままで、爪がゴツゴツし、微妙に茶色の毛も生えている。
ヒノエさんは慌てて一瞬それを隠し、次に手を離すとそこには細く白い手が現れた。
そして、誰にも聞こえないように、そっとヒノエさんに言った。
「ヒノエさん…人間になりきれてません。」
「!?……げっ。」
ヒノエさんは俺に言われて色んなところを確認し、顔が青ざめる。
今日のヒノエさんは、左手が若干狼のままで、爪がゴツゴツし、微妙に茶色の毛も生えている。
ヒノエさんは慌てて一瞬それを隠し、次に手を離すとそこには細く白い手が現れた。