【完】肉食系上司様〜獣族の女王と獲物の俺〜
「……もしもし。こんな朝から、どうか、した?」
『どうもこうも、ヤバいんだよ………!実は……………っ!』
長谷部君の声が、ものすごく遠くに聞こえる。
何?ヒノエさんがいなくなって混乱しているのに、意味が分からない。
「とにかく、今から俺も会社に向かうから!」
電話を切って俺は急いで支度して、家を出る。
『会社の前で…うちの経理の新人の子が、殺されてんだよ!』
この事件が、俺を最後の戦いへ誘う招待状になることになろうとは、思ってもいなかった。
『どうもこうも、ヤバいんだよ………!実は……………っ!』
長谷部君の声が、ものすごく遠くに聞こえる。
何?ヒノエさんがいなくなって混乱しているのに、意味が分からない。
「とにかく、今から俺も会社に向かうから!」
電話を切って俺は急いで支度して、家を出る。
『会社の前で…うちの経理の新人の子が、殺されてんだよ!』
この事件が、俺を最後の戦いへ誘う招待状になることになろうとは、思ってもいなかった。