【完】肉食系上司様〜獣族の女王と獲物の俺〜
俺は記憶へと飛びそうになる中思う。
ヒノエさんにも、キズキの過去を見せたい、と。
「ヒノエ…さんっ!」
俺は走り、ヒノエさんの手を取る。
どうやったら記憶を見せてあげれるか、方法なんて頭では分からないけれど
身体が本能的に動き、ヒノエさんの腕を引いていた。
「楓ちゃ…………!」
そして、傷だらけの、血まみれのヒノエさんの唇と、自分の唇を強く合わせる。
そこで俺の意識は飛び、キズキの隠された過去へと誘われた。
ヒノエさんにも、キズキの過去を見せたい、と。
「ヒノエ…さんっ!」
俺は走り、ヒノエさんの手を取る。
どうやったら記憶を見せてあげれるか、方法なんて頭では分からないけれど
身体が本能的に動き、ヒノエさんの腕を引いていた。
「楓ちゃ…………!」
そして、傷だらけの、血まみれのヒノエさんの唇と、自分の唇を強く合わせる。
そこで俺の意識は飛び、キズキの隠された過去へと誘われた。