forever love song





「はぁはぁ…死ぬかと思った」
「熊沢さん、ギリギリセーフ」
「…ちっぺ、ごめんな……ぁ」
「明日から起きてくれたまえ」
「がんばりますわ、あー死ぬ」



机にうつぶせになる。
こーゆう時クーラーの
ついてない教室がうざい。



「なみちゃん、部活何入る?」
「…え、部活~ぅ?」
「ぶりっこやめなさい(笑)」
「まだわからん、ちっぺは?」
「いちおー、書道かな?」
「んな、なみも書道入る…」



がら、教室のとびらが開く。



「だいすけ、おはよー」
「お、しょーたおはよ」



はいってきたのは野球部。



「やきゅーぶ、もう練習?」
「ほうちゃん、推薦やけん」
「ふーん、すごいなあ……」




なみはただボーとだいすけと
呼ばれた少年を見ていた。


「ほれたんか?」ぼそっ
「あー?そんなん違う!」
「冗談じゃわ、やめて!」
「…(やきゅー…)」





これがなみの恋の始まりだった。
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