拝啓、



君と日常を交換しあって
共有しあって数ヶ月。


たった数ヶ月が
私を大きく変えてしまいました。



おかしいのです。




独りがこんなに
怖いなんて、私は
どうかしています。




半年前は、君の存在すら知らなかったのに。




いつ、君は私の中で成長したのでしょうか。




そしていつ、私は君の中から
消えたのでしょうか。




苦しくて、苦しくて
君がいない毎日は、
何も楽しくありません。



楽しい事も、君に伝えるから
余計に楽しかったのです。



当たり前のように
交わしていたやりとり。




当たり前のように
無くなって。




私だけ取り残されました。






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