拝啓、



頭ぐちゃぐちゃ。



凄い勢いで君との思い出が
頭の中を駆け巡る。



もうすぐ君を見かけることも、無くなって。



ぺこっと高い身長をおる挨拶も、低い優しい声色も、照れた顔も。



もうみれない。


見れない、会えない、
でも。



私は結局言えない。


だから、書いてきた。



君への気持ち。


一言しか思いつかなかった。

たった二文字。



これでもかっていうくらい
丁寧に書いた。



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