拝啓、



すると


健太は何やら鞄から
紙を取り出した。


よくみれば
一年前みた契約書。



健太はそれを
自分の顔の前まで持ち上げて、



二つに裂いた。




「な..にして。」


座り込んで
息が少し整えた私は
健太の行動に唖然とした。



すると健太はさらに
ビリビリに破いて捨てた。



私が更にびっくりしていると


健太が近づいてきて、
私の前に立ったかと思うと
目線をあわせてきた。



そして。



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