幼なじみは年の差7歳【完全版】
……。
私、ちょっと変だ。
良明くんとは今日知り合ったばかりなのに、私…どうしちゃったんだろう。
「何が有り得ないって?」
ニコニコしながら聞いてくる良明くん。
そんな良明くんの顔にまた高まる鼓動。
上手く返事が出来ない…。
(…まさか、恋――?)
今までに感じたことの無い緊張と、それに合わせるように激しく鳴る心臓。
多分私、顔真っ赤…。
「なんでもないの、ごめん」
なんとか言葉を返し、オレンジジュースを飲み干した。