幼なじみは年の差7歳【完全版】
園内を抜け、駅に向かって歩いてる時。花火が上がり始める。
少しだけそれを眺めた後、再び歩き出す。
「また来ようね」
駅のホームからも見える花火、そして滑り込む電車。頷く冬馬兄ちゃん。
手を繋いだまま電車に乗り、楽しかった一日を振り返る。
「…良明くんと麻実ちゃん、どうしたかな?」
二人のことを思い出し、またメールを送るけれど…やっぱり返事は無かった。
――……。
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