幼なじみは年の差7歳【完全版】
どうすればいいんだろう?
私、冬馬兄ちゃんが好きなのに。
良明くんの言葉一つ一つ…全てが私の心を揺さぶる。
「お母さーん…ちょっと冬馬兄ちゃんのとこ行ってくるね」
フラフラと辿り着いた自宅。玄関にカバンを置いてそのまま方向転換。
…確かめたかった。
「冬馬兄ちゃんが好き」という私の気持ち。それがほんとの私の想いなんだってことを…確かめたかった。
いつも以上にドキドキしながら、冬馬兄ちゃんの家へと向かう。