幼なじみは年の差7歳【完全版】
――……。
連絡を取り合わない私たち。
「おかえりー。今年も来てたよ、冬馬くんからのプレゼント」
私も社会人となっていたけれど、相変わらず毎月3万円が振り込まれていた。
それと、誕生日プレゼント。
毎年欠かさず贈られてくるプレゼントだったんだけど…今年は少し違っていた。
自室で開いた箱の中には、花束とネックレス。
そして…手紙。
5年間のうちで、初めて入っていた手紙。
【 Nao vejo a hora de te encontra.
数日中に帰る 】
…冬馬兄ちゃんからの手紙は、英語とは違うような言葉から始まっていた。
そしてそれに続く言葉に、鼓動が速くなる。
「冬馬兄ちゃんが…帰ってくる」
5年間、お正月でさえ帰って来なかった冬馬兄ちゃんが、帰ってくる。
しかも数日中!
…どうしよう。いつ戻るんだろう?
ずっと待ってた方がいいかな?でも、仕事がある…。
服も着替えず悩んでいる私に聞こえてきた、ドアをノックする音――。