依存~愛しいキミの手~
カラオケ
「あ、来た!」
部屋へ入ると美香がマイクを持ち、優によりかかって膝をかかえて座っていた。優は美香の肩に手を回している。
「…何で2人して顔赤いの?…!?まさか!?」
美香が立ち上がり目をまん丸くして言った。
「「ち、ちがっ…」」
声がハモって思わず顔を見合わせた。
先に視線をそらしたのは圭介だった。
やっぱり圭介顔赤かった…。
「あ~や~し~い~」
美香がマイクを通して言う。
「ばっ、ま、まじで何もしてねーよ!!」
圭介が自分の頭をぐしゃぐしゃっとし、ソファーにドカッと座った。
私も下を向きながらソファーに座りタバコの火をつけた。
初めて見る圭介の赤い顔と焦ってる態度に期待が高まって、口元が緩みそうになる。
「ふ~ん…じゃあこの曲うーたおっと」
美香がリモコンを手に取り、にやけながら曲を入れた。
前奏が流れだす。
あっ…!?
ELTのshaps of love…。
「お前なぁ…」
そう苦笑いしながら、おでこと目を手で覆う圭介。
サビの所でニヤニヤしながら圭介と私を見る美香。
ちょっ、トイレで言ってたことは何だったのさ!!
私も圭介同様苦笑いするしかなかった。
美香が歌い終わると圭介が美香の頭を小突いた。
「ごめんー、圭介からかうの面白いんだもん(笑)」
笑いながらペロッと舌を出して、愛嬌ある笑顔を浮かべた。
部屋へ入ると美香がマイクを持ち、優によりかかって膝をかかえて座っていた。優は美香の肩に手を回している。
「…何で2人して顔赤いの?…!?まさか!?」
美香が立ち上がり目をまん丸くして言った。
「「ち、ちがっ…」」
声がハモって思わず顔を見合わせた。
先に視線をそらしたのは圭介だった。
やっぱり圭介顔赤かった…。
「あ~や~し~い~」
美香がマイクを通して言う。
「ばっ、ま、まじで何もしてねーよ!!」
圭介が自分の頭をぐしゃぐしゃっとし、ソファーにドカッと座った。
私も下を向きながらソファーに座りタバコの火をつけた。
初めて見る圭介の赤い顔と焦ってる態度に期待が高まって、口元が緩みそうになる。
「ふ~ん…じゃあこの曲うーたおっと」
美香がリモコンを手に取り、にやけながら曲を入れた。
前奏が流れだす。
あっ…!?
ELTのshaps of love…。
「お前なぁ…」
そう苦笑いしながら、おでこと目を手で覆う圭介。
サビの所でニヤニヤしながら圭介と私を見る美香。
ちょっ、トイレで言ってたことは何だったのさ!!
私も圭介同様苦笑いするしかなかった。
美香が歌い終わると圭介が美香の頭を小突いた。
「ごめんー、圭介からかうの面白いんだもん(笑)」
笑いながらペロッと舌を出して、愛嬌ある笑顔を浮かべた。