依存~愛しいキミの手~
「でね、あすかちゃんのことは元々目立つグループにいたから知ってたの。体育の時間2人組みで準備運動するでしょ?前に、ゆきちゃんが脅して誰も私と組ませないようにしたの。その時に茜ちゃん置いてまで私の所に来てくれたのが、あすかちゃんだった」
…そんなことあった…ような…?
曖昧にしか覚えてないけど、それは確かゆきへの当て付けでしたはず…。
「些細なことすぎて覚えてないか(笑)でもね、それがすごく嬉しかったんだ。自分を持ってるあすかちゃんがかっこいいとも思った。それから自然とあすかちゃんのこと目で追ってる自分がいて、ドジだったりバカなことしたりかわいい面持ちながら、自分の意見をきっぱり言えて自由奔放にできるあすかちゃんに憧れてたの」
うわっ、こんな面と向かってベタ誉めされたなんて初めてだ…。
どういうリアクションを取ればいいのか分からないし、ものっすごい恥ずかしい…。
顔を真っ赤にしながら、私は下を向いてタバコを吸った。
「ははっ、そういう反応もかわいいよね」
反応が…かわいい?
思わず顔を上げ、目を細め笑う知美の顔を見つめた。
…そんなことあった…ような…?
曖昧にしか覚えてないけど、それは確かゆきへの当て付けでしたはず…。
「些細なことすぎて覚えてないか(笑)でもね、それがすごく嬉しかったんだ。自分を持ってるあすかちゃんがかっこいいとも思った。それから自然とあすかちゃんのこと目で追ってる自分がいて、ドジだったりバカなことしたりかわいい面持ちながら、自分の意見をきっぱり言えて自由奔放にできるあすかちゃんに憧れてたの」
うわっ、こんな面と向かってベタ誉めされたなんて初めてだ…。
どういうリアクションを取ればいいのか分からないし、ものっすごい恥ずかしい…。
顔を真っ赤にしながら、私は下を向いてタバコを吸った。
「ははっ、そういう反応もかわいいよね」
反応が…かわいい?
思わず顔を上げ、目を細め笑う知美の顔を見つめた。