依存~愛しいキミの手~
「お待たせ」


しばらくすると顔を赤くした圭介がやってきた。


「今日どうだった?」


圭介が私の肩に腕を回す。


「お客さんに水ひっかけちゃった(笑)」


私が軽く酔っ払いながら笑って言う。


「でも、おかげで気に入ってもらえたよね(笑)」


そう言った美香に、笑いながらピースを送った。


「良かったじゃん…って、お前酔っ払ってねぇ!?」


「軽くいい感じにねー。圭介よりは酔っ払ってないよ」


そう言いながら、圭介の肩に頭を乗せもたれかかった。


圭介が優しく頭をなでるのが心地いい…。


その後、優とりょうちゃんも来て、テキーラ一気をしたりしてかなりはっちゃけた。


落ちてる自分が面倒くさくて、それを忘れたかったから、飲みまくっていた。
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