依存~愛しいキミの手~
「笹どうしよっか?」
優の声でハッと我に返った。
机に頬杖をつきシャーペンを指で器用に回しながら言う優。
「去年りょうさんが貰ってきたよな?今年も聞いてみようぜ」
優がノートに『笹はりょうさん』と綺麗な字で書き込んだ。
うわ~達筆…
頭のいい人は字が綺麗と言うイメージができたのはこの時だった。
「お風呂ありがと~」
美香が髪をまとめ上げながら部屋に入ってきた。
「あすか先入ってきていいよ」
と、優が言ってくれたので、私はスウェットとショップ袋を持ちお風呂へ行った。
私、普通にできたよね…?意識してるなんてバレてないよね!?
そんな思いが一気に頭の中をいっぱいにした。
さっぱりして圭介の部屋に戻ると、圭介と優は机を挟み座り相談し、美香はベッドの上で寝転がって雑誌を読んでいた。
私がソファーに座りタバコに火をつけると、美香が雑誌を開いたまま隣にきた。
「何読んでるの?」
そう言いながら覗くと、ブランド物がたくさん載っているページだった。
「バケット欲しくてさ。ご褒美に給料入ったら買っちゃお!」
嬉しそうに言う美香に、私も笑みを返した。
優の声でハッと我に返った。
机に頬杖をつきシャーペンを指で器用に回しながら言う優。
「去年りょうさんが貰ってきたよな?今年も聞いてみようぜ」
優がノートに『笹はりょうさん』と綺麗な字で書き込んだ。
うわ~達筆…
頭のいい人は字が綺麗と言うイメージができたのはこの時だった。
「お風呂ありがと~」
美香が髪をまとめ上げながら部屋に入ってきた。
「あすか先入ってきていいよ」
と、優が言ってくれたので、私はスウェットとショップ袋を持ちお風呂へ行った。
私、普通にできたよね…?意識してるなんてバレてないよね!?
そんな思いが一気に頭の中をいっぱいにした。
さっぱりして圭介の部屋に戻ると、圭介と優は机を挟み座り相談し、美香はベッドの上で寝転がって雑誌を読んでいた。
私がソファーに座りタバコに火をつけると、美香が雑誌を開いたまま隣にきた。
「何読んでるの?」
そう言いながら覗くと、ブランド物がたくさん載っているページだった。
「バケット欲しくてさ。ご褒美に給料入ったら買っちゃお!」
嬉しそうに言う美香に、私も笑みを返した。