依存~愛しいキミの手~
とにかくすごい楽しい毎日だった。


心配する親の気持ちなんか考える余裕もないくらい、目の前の楽しさを追うことだけに必死だった。


仕事も、出勤日数を増やしたおかげで指名も売上も目に見えるように伸び、それがすごく面白かった。


だから、踏み入れたらいけない場所に踏み入れたことにも気づかなかったんだ…。
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