依存~愛しいキミの手~
クローゼットを開け、自分のスウェットと歯ブラシを持ちお風呂へ行った。
着替えてホテルのような洗面台の椅子に腰かけ歯磨きをしていると、圭介が入ってきた。
「あ、今出るから」
急いでうがいをする私の頭を優しくなでる圭介。
洗面台の鏡越しに圭介と目が合い、胸が高鳴った。
部屋に戻りソファーに腰をおろす。
タバコを吸おうと、テーブルに手を伸ばした時、ケーキの横に小さな箱が置いてあるのに気がついた。
『to Asuka from Keisuke』
と、印字されたメッセージカードが添えてある。
私…に…?
あ、開けていいのかな!?
ドアを振り返り、また小さな箱に視線を戻す。
そっと手に取った。
カルティエの赤い箱…。
ドキドキしながらリボンをほどき、小さな赤いケースを開く。
これ…!?
小さく息を飲み、口に手を当て驚いた。
箱の中で光る、3つの輪が絡み合う指輪。
トリニティリングだ…。
まさか指輪を貰えるなんて思っていなかった。
箱の中の指輪がぼやける。
嬉しくて、口元が緩んでいった。
着替えてホテルのような洗面台の椅子に腰かけ歯磨きをしていると、圭介が入ってきた。
「あ、今出るから」
急いでうがいをする私の頭を優しくなでる圭介。
洗面台の鏡越しに圭介と目が合い、胸が高鳴った。
部屋に戻りソファーに腰をおろす。
タバコを吸おうと、テーブルに手を伸ばした時、ケーキの横に小さな箱が置いてあるのに気がついた。
『to Asuka from Keisuke』
と、印字されたメッセージカードが添えてある。
私…に…?
あ、開けていいのかな!?
ドアを振り返り、また小さな箱に視線を戻す。
そっと手に取った。
カルティエの赤い箱…。
ドキドキしながらリボンをほどき、小さな赤いケースを開く。
これ…!?
小さく息を飲み、口に手を当て驚いた。
箱の中で光る、3つの輪が絡み合う指輪。
トリニティリングだ…。
まさか指輪を貰えるなんて思っていなかった。
箱の中の指輪がぼやける。
嬉しくて、口元が緩んでいった。