依存~愛しいキミの手~
国道134号
半袖でも平気なんじゃないかってくらい暑くて、東浜で足だけ海につけた。
「やっぱまだ水冷てーな」
ジーパンの裾をまくりながら圭介が笑う。
青空に浮かぶ雲がいつもより白く見えた。
砂浜にしゃがみ込み、ピアスを入れていたフィルムケースに砂を入れていると、
「何やってんの?」
と、圭介が覗き込んできた。
「記念に砂持って帰るの!」
「甲子園かよ(笑)」
そうからかった笑いをしたけど、私の前にしゃがみ込み、一緒に砂を入れてくれる。
触れる指先から幸せが溢れ出て、砂と一緒にフィルムケースに詰め込むような感覚だった。
「やっぱまだ水冷てーな」
ジーパンの裾をまくりながら圭介が笑う。
青空に浮かぶ雲がいつもより白く見えた。
砂浜にしゃがみ込み、ピアスを入れていたフィルムケースに砂を入れていると、
「何やってんの?」
と、圭介が覗き込んできた。
「記念に砂持って帰るの!」
「甲子園かよ(笑)」
そうからかった笑いをしたけど、私の前にしゃがみ込み、一緒に砂を入れてくれる。
触れる指先から幸せが溢れ出て、砂と一緒にフィルムケースに詰め込むような感覚だった。