依存~愛しいキミの手~
「施設の園長と2人が小さい頃からお世話になってた先生が確認に行って、その時のことを知美ちゃんに教えたらしいんだ。そしたら途中で飛び出して行っちゃったって、話したこと後悔してた」
修ちゃんが新しいタバコに火をつける。
「まだ、りょうの死を受け止めてないなら後追ってはないと思うよ…。てか、そうであってほしいって俺の願望だけど」
力なく修ちゃんが笑った。
その笑顔が余計胸を締め付ける。
「知美ちゃんの両親も捜索願い出してるみたいだし、早く見つかること祈るしかないよ」
そうだ…。りょうちゃんが殺されたことを知美の両親に話したら、顔を真っ青にして何日も知美を探し回っていた。
結局見つからず、捜索願いを出し警察がうちまで聞きに来たことがあった。
すぐ見つかるよね…?
無事帰ってくるよね…?
そう願うしか自分にできることはなかった。
修ちゃんが新しいタバコに火をつける。
「まだ、りょうの死を受け止めてないなら後追ってはないと思うよ…。てか、そうであってほしいって俺の願望だけど」
力なく修ちゃんが笑った。
その笑顔が余計胸を締め付ける。
「知美ちゃんの両親も捜索願い出してるみたいだし、早く見つかること祈るしかないよ」
そうだ…。りょうちゃんが殺されたことを知美の両親に話したら、顔を真っ青にして何日も知美を探し回っていた。
結局見つからず、捜索願いを出し警察がうちまで聞きに来たことがあった。
すぐ見つかるよね…?
無事帰ってくるよね…?
そう願うしか自分にできることはなかった。