依存~愛しいキミの手~
私はお店も辞めた。
イッシーに連絡し、全てを話すと心配しながら納得してくれた。
「戻れる時があれば連絡しろよ、待ってるから」
そう言って、ラストイベントも出来ない突然辞めることを優しく許してくれた。
美香と優や、それまで遊んでいた友達とも連絡をとらなくなった。…と言うか、携帯を変えて圭介と繋がりある友達を断ち切った。
何も考えられず、食事も喉をあまり通らず、ただ泣きながら家に引きこもって過ごした。
夏休みの最終日。
私は部屋にある圭介との思い出を全てダンボールに閉まい込んだ。
体中の水分が涙になって出つくしたと思っていたのに、まだまだ涙は止まらない。
起きていても思い出すのは、圭介のこと。
眠っても夢を見るのは圭介との幸せな日々。
幸せな夢を見るのが怖くて、眠りたくなかった。
圭介を思い出すのも怖くて、起きていたくなかった。
何でもいいから、忘れたい…。
そんなすがる思いで、部屋に転がる缶の中から薬を取り出し口に入れる。
やる気もないまま新学期が始まった。
やつれて暗く、指輪をしていない私を見た美奈子たちが心配して声をかけてくれた。
「大丈夫、すぐ元気復活するからさ」
空笑いをしたが、顔の筋肉が動かなかった。
イッシーに連絡し、全てを話すと心配しながら納得してくれた。
「戻れる時があれば連絡しろよ、待ってるから」
そう言って、ラストイベントも出来ない突然辞めることを優しく許してくれた。
美香と優や、それまで遊んでいた友達とも連絡をとらなくなった。…と言うか、携帯を変えて圭介と繋がりある友達を断ち切った。
何も考えられず、食事も喉をあまり通らず、ただ泣きながら家に引きこもって過ごした。
夏休みの最終日。
私は部屋にある圭介との思い出を全てダンボールに閉まい込んだ。
体中の水分が涙になって出つくしたと思っていたのに、まだまだ涙は止まらない。
起きていても思い出すのは、圭介のこと。
眠っても夢を見るのは圭介との幸せな日々。
幸せな夢を見るのが怖くて、眠りたくなかった。
圭介を思い出すのも怖くて、起きていたくなかった。
何でもいいから、忘れたい…。
そんなすがる思いで、部屋に転がる缶の中から薬を取り出し口に入れる。
やる気もないまま新学期が始まった。
やつれて暗く、指輪をしていない私を見た美奈子たちが心配して声をかけてくれた。
「大丈夫、すぐ元気復活するからさ」
空笑いをしたが、顔の筋肉が動かなかった。