依存~愛しいキミの手~
そんな思いで携帯を見つめていると、知美から着信がきた。
!!!
「もしもし!?」
早口で出る私に、知美はマイペースに笑って言った。
「出るの早いね(笑)」
「あぁ、今ゆきの赤ちゃんの写メ見ててさぁ…って、何でずっとシカトしてたの!?」
私が怒鳴ると、また知美が笑う。
…こいつ…。
「笑ってんじゃないよ!!どんだけ心配したと思ってんの!?」
「ごめんね、本当にごめん」
なぜか知美の声は穏やかだった。
そして、連絡をシカトしていた理由を問いただした。
「…私ね、あすかに嫉妬してたの」
「嫉妬?」
嫉妬なんかされるようなこと、何かした?
思い返しても、何も浮かばない。
「圭介くんとあすかが会えるんだって思うと、何であすかだけ?ずるいって…」
あ…。
「私、ずっと2人がより戻すことを願ってた。あすかが頑張ってるのも知ってたし、代々木で圭介くんから気持ち聞いてたからお互い頑張ってるの分かってたのに、会えるんだって現実味を帯びたら、私だってりょうに会いたいってずっと思い続けてるのに何であすかだけ?って…」
そうだ…。
知美は今まで片手に数えれるほどにしか口に出さなかったけど、ずっとりょうちゃんに会いたいと思ってる…。
!!!
「もしもし!?」
早口で出る私に、知美はマイペースに笑って言った。
「出るの早いね(笑)」
「あぁ、今ゆきの赤ちゃんの写メ見ててさぁ…って、何でずっとシカトしてたの!?」
私が怒鳴ると、また知美が笑う。
…こいつ…。
「笑ってんじゃないよ!!どんだけ心配したと思ってんの!?」
「ごめんね、本当にごめん」
なぜか知美の声は穏やかだった。
そして、連絡をシカトしていた理由を問いただした。
「…私ね、あすかに嫉妬してたの」
「嫉妬?」
嫉妬なんかされるようなこと、何かした?
思い返しても、何も浮かばない。
「圭介くんとあすかが会えるんだって思うと、何であすかだけ?ずるいって…」
あ…。
「私、ずっと2人がより戻すことを願ってた。あすかが頑張ってるのも知ってたし、代々木で圭介くんから気持ち聞いてたからお互い頑張ってるの分かってたのに、会えるんだって現実味を帯びたら、私だってりょうに会いたいってずっと思い続けてるのに何であすかだけ?って…」
そうだ…。
知美は今まで片手に数えれるほどにしか口に出さなかったけど、ずっとりょうちゃんに会いたいと思ってる…。