依存~愛しいキミの手~
出産
「近所に住んだら子供たちも同級生だし楽しいだろうな」
優が言った。
そっか…うちらの子同級生になるのか!!
「「じゃあまた同じマンションにしようよ!!」」
私と美香の声がかぶり、車の中は笑いでいっぱいになった。
不動産屋で話しをして、ローンを組むかどうかの時点でまず悩んだ。
家の場所が、店から近すぎても目撃されたら困るし、遠すぎても通うのに大変になる。
それを決めるのが難しく、いくつか不動産屋が進めたマンションのパンフレットをもらい家に帰宅した。
「港区住みやすいんだけど、さすがに子供いるとなるとな…」
圭介がマンションのチラシを見てつぶやいた。
「タワーマンションは私嫌だよ!地震が来て水止まったら、階段何十回も往復して水運ぶんだよ!?無理無理!!」
美香がケラケラ笑いながら言う。
「でもまぁうちらの予算だとタワーマンション買えたとしても下層だろ(笑)」
そんな冗談を言いながら、結構な時間をかけて検討した。
そして、やっと条件に当てはまる物件を見つけ、都内にある新築マンションを購入した。
メゾネットは夢で終わったけど、一応庭付きの部屋を選び美香たちと隣同士にできた。
ただ、建つのが秋なので、美香たちは出産後の引っ越しになってしまった。
隣同士に住めることが決まり、すごく楽しみに家具や雑貨などを美香と見に行くのが日課になった。
優が言った。
そっか…うちらの子同級生になるのか!!
「「じゃあまた同じマンションにしようよ!!」」
私と美香の声がかぶり、車の中は笑いでいっぱいになった。
不動産屋で話しをして、ローンを組むかどうかの時点でまず悩んだ。
家の場所が、店から近すぎても目撃されたら困るし、遠すぎても通うのに大変になる。
それを決めるのが難しく、いくつか不動産屋が進めたマンションのパンフレットをもらい家に帰宅した。
「港区住みやすいんだけど、さすがに子供いるとなるとな…」
圭介がマンションのチラシを見てつぶやいた。
「タワーマンションは私嫌だよ!地震が来て水止まったら、階段何十回も往復して水運ぶんだよ!?無理無理!!」
美香がケラケラ笑いながら言う。
「でもまぁうちらの予算だとタワーマンション買えたとしても下層だろ(笑)」
そんな冗談を言いながら、結構な時間をかけて検討した。
そして、やっと条件に当てはまる物件を見つけ、都内にある新築マンションを購入した。
メゾネットは夢で終わったけど、一応庭付きの部屋を選び美香たちと隣同士にできた。
ただ、建つのが秋なので、美香たちは出産後の引っ越しになってしまった。
隣同士に住めることが決まり、すごく楽しみに家具や雑貨などを美香と見に行くのが日課になった。