依存~愛しいキミの手~
2人きり
「あすか圭介と会うの?」
髪をごしごし拭きながら聞いてくる。
「体入の前にご飯たべようって。みんなで行くんでしょ?」
私が思わず聞き返した。
「私さゆ姉に付き合ってもらってiモード買いに行くことになったんだよ。それ話したら優も買うって(笑)」
「へぇーそうなんだ」
……えっ!?
ちょっと待って!?…って、ことは、圭介と2人きり!?
え、えっ!?ど、どうしよう…。
軽く握った手を口元に当て、何度もまばたきをして焦る私。
そんな様子を見て察したのか、美香が笑った。
「大丈夫だよ、2時間くらいだし。さーてと、化粧しなくちゃ」
美香が頭の後ろで手を組み、鼻歌を歌いながら部屋へ戻る。
そんな後ろ姿を追いかけるように、私も慌てて歩き出した。
髪をごしごし拭きながら聞いてくる。
「体入の前にご飯たべようって。みんなで行くんでしょ?」
私が思わず聞き返した。
「私さゆ姉に付き合ってもらってiモード買いに行くことになったんだよ。それ話したら優も買うって(笑)」
「へぇーそうなんだ」
……えっ!?
ちょっと待って!?…って、ことは、圭介と2人きり!?
え、えっ!?ど、どうしよう…。
軽く握った手を口元に当て、何度もまばたきをして焦る私。
そんな様子を見て察したのか、美香が笑った。
「大丈夫だよ、2時間くらいだし。さーてと、化粧しなくちゃ」
美香が頭の後ろで手を組み、鼻歌を歌いながら部屋へ戻る。
そんな後ろ姿を追いかけるように、私も慌てて歩き出した。