依存~愛しいキミの手~
「…俺さ、年少入った時は出たらあいつのこと絶対ぶっ殺してやるって思ってたんだ…。元々そのつもりだったけど、マッポに止められて、俺の中の復讐心って言うか…怒りがおさまる所か、逆に中途半端におわったことで溢れ返ってきちゃってさ」
…え…?この話しって…。
「でも、3ヵ月くらいしたら手紙が届いたんだ。…春子から」
「えっ!?」
驚いて思わず声が出た。
「だろ?(笑)俺もすっげーびっくりしてさ。まぁ厳密に言えば、春子の遺書を俺の親が届けてくれた…って感じだけど」
圭介がタバコを深く吸い込み、吐き出しながら灰皿にこすりつけた。
「でもしばらく中見れなくて…。
年少に来る手紙って看守が先に中見てチェックすんだ。それチェックした看守が俺に話しかけてきて、手紙はお前の為になることが書いてある、彼女の願いが書いてあるから必ず見てやれ。見なかったら彼女を裏切ることになるって言われて、やっと見る気になれたんだ」
圭介がまた新しいタバコに火をつけた。
「その手紙がすげー量でさ(笑)俺との出会いから、思い出まで細かく書いてあって…。ボロボロ涙出てきて、同室のやつらなんか気にせず声出して泣いてたよ。」
やっぱりこの話って…少年院の中でのこと…だよね?
…え…?この話しって…。
「でも、3ヵ月くらいしたら手紙が届いたんだ。…春子から」
「えっ!?」
驚いて思わず声が出た。
「だろ?(笑)俺もすっげーびっくりしてさ。まぁ厳密に言えば、春子の遺書を俺の親が届けてくれた…って感じだけど」
圭介がタバコを深く吸い込み、吐き出しながら灰皿にこすりつけた。
「でもしばらく中見れなくて…。
年少に来る手紙って看守が先に中見てチェックすんだ。それチェックした看守が俺に話しかけてきて、手紙はお前の為になることが書いてある、彼女の願いが書いてあるから必ず見てやれ。見なかったら彼女を裏切ることになるって言われて、やっと見る気になれたんだ」
圭介がまた新しいタバコに火をつけた。
「その手紙がすげー量でさ(笑)俺との出会いから、思い出まで細かく書いてあって…。ボロボロ涙出てきて、同室のやつらなんか気にせず声出して泣いてたよ。」
やっぱりこの話って…少年院の中でのこと…だよね?