依存~愛しいキミの手~
ハチ公口から少し歩いたパスタのお店に入った。
どれにしようかな?
メニューをざっと見た後、1番好きなパスタに決めた。
メニューを向かいに座る圭介と優に差し出すと、
「あすかはカルボナーラだろ?」
圭介がそう得意気な笑みを浮かべて言った。
「何で分かるの!?」
目を大きく開き驚く私。
「圭介の特技だよ。初対面の人の好み当てるの得意で、私も最初ビックリした!勘がいいって言うより、エスパーみたいだよね(笑)」
綺麗にネイルしてある指を、お絞りで拭きながら美香が教えてくれた。
「羨ましい特技だよな(笑)」
優がメニューに視線を落とし八重歯をのぞかせながら笑った。
そんな特技聞いたこともないよ、すごいな…。
圭介の、俯いても綺麗な顔を見つめて感心した。
「あすかっていくつ?」
パスタをフォークに巻きつけながら、優が聞いてきた。
「中3。先月15になったばっかだよ」
私もフォークを持ち、くるくると回す。
「は!?中3!?美香とタメ!?見えねー」
コーラの入ったグラスにささるストローに口をつけようとした圭介が、驚いて顔を上げた。
「え…それはどっちの意味で?」
「上にしか見えねーって。俺らとタメくらいかと思ったし」
上にしか見えない?俺らとタメ?…ってことは、圭介と優は私より年上なんだ。
「2人はいくつなの?」
アイスミルクティーの入ったグラスを手に取り、ストローを回し聞いた。
「2つ上だよ。今年17」
17歳…。姉ちゃんとタメか。姉ちゃんの友達と比べると、大分大人っぽいなぁ。
どれにしようかな?
メニューをざっと見た後、1番好きなパスタに決めた。
メニューを向かいに座る圭介と優に差し出すと、
「あすかはカルボナーラだろ?」
圭介がそう得意気な笑みを浮かべて言った。
「何で分かるの!?」
目を大きく開き驚く私。
「圭介の特技だよ。初対面の人の好み当てるの得意で、私も最初ビックリした!勘がいいって言うより、エスパーみたいだよね(笑)」
綺麗にネイルしてある指を、お絞りで拭きながら美香が教えてくれた。
「羨ましい特技だよな(笑)」
優がメニューに視線を落とし八重歯をのぞかせながら笑った。
そんな特技聞いたこともないよ、すごいな…。
圭介の、俯いても綺麗な顔を見つめて感心した。
「あすかっていくつ?」
パスタをフォークに巻きつけながら、優が聞いてきた。
「中3。先月15になったばっかだよ」
私もフォークを持ち、くるくると回す。
「は!?中3!?美香とタメ!?見えねー」
コーラの入ったグラスにささるストローに口をつけようとした圭介が、驚いて顔を上げた。
「え…それはどっちの意味で?」
「上にしか見えねーって。俺らとタメくらいかと思ったし」
上にしか見えない?俺らとタメ?…ってことは、圭介と優は私より年上なんだ。
「2人はいくつなの?」
アイスミルクティーの入ったグラスを手に取り、ストローを回し聞いた。
「2つ上だよ。今年17」
17歳…。姉ちゃんとタメか。姉ちゃんの友達と比べると、大分大人っぽいなぁ。