12月のひまわり
もう一度だけ謝ってから、ふと視線を女に落す
『あのさ…』
『はい?』
『可愛いブラしてるね』
透けている胸元を凝視してから女に向かって微笑んだ
肌に張り付いた服からは色白の肌とピンク系の水玉の下着が透けて見えていた
白のワンピースを着たまま海に入れば…そりゃ透けるわな
てっきり慌てて隠すとかするかと思ったらまったく別の行動だった
『やだ…どうしよ…着替えなかったのに海入っちゃった』
身体を隠すでもなくただ困った顔をしてた
『あははっおまえ面白いな』
その顔があまりにも真剣だったからつい噴出してしまう
おもいっきり笑った後に何が何だか分からない顔をしている女の手を取った
『送っててやるよ』