12月のひまわり
荷物を置いてある砂浜に戻って
とりあえずタオルで身体を拭く
『はいっコレ着ててね』
着て来ていたシャツをカノジョに羽織らせた
ワザと目線を合わせて息のかかるぐらいのところで微笑んだ
まぁ可愛かったし興味も湧いたし〝寝れればいいかなぁ~〝
ぐらいの軽い気持ちで落しに掛かった
『キョウ?どうしたんだよ?』
海の方から両手に女を引き連れて龍司が声を上げる
『用事出来たから帰るわ』
龍司に向かって手を上げてからカノジョの肩を抱いて歩きだす