12月のひまわり
印象
道路沿いに止めておいたバイクまでカノジョを連れていく
その間もカノジョは
"いいです"
"帰れます"
と抵抗していたけど無理やり連れてきた
『そんな格好じゃ風邪引いちゃうよ』
そう言いながらカノジョの腰を両手で掴み、抱き上げた
カノジョはびっくりするぐらい軽かったのを今でも覚えている
『ウチどこ?』
バイクの後ろに無理やり乗せて自分のペースに持っていく
カノジョは観念したように微笑み
『汐見台です』
『汐見台?!バイクでもこっから30分以上かかるじゃんっ』
カノジョの告げた地名は市外で、ここからは驚くほど遠かった