隣の甘々彼氏 -甘すぎる危険な毎日-
ふと時計に目をやった。
「…ちょっとぉ」
『なに?』
「…時間考えてよぉ」
『は?6時だぜ?起きてない?』
「あたし基本6時40分くらいに起きるんだけどぉ…」
『あ―…はいはい』
…反省してないな。
「それで?朝っぱらからどうしたの?」
『あ―。そうそう』
「なに?」
『今日ヒマ?』
「…今日金曜だよ?学校は?」
『じゃなくて放課後』
「…勉強するんでしょ?」
『じゃあ教室残るよな?』
「え…あ……うん…」
『それでいいよ。うん』
「…意味わかんな―い」
『ま、気にすんな』
……なんてマイペースなの。