隣の甘々彼氏 -甘すぎる危険な毎日-
第5章 隣の存在
受信:京哉
《ごめん。別れよう》
そんなメールが届いた翌日の朝。あたしはベットに潜りこんだままだった。
「…うっ……ふぅ…くっ…」
微かにもれる声が部屋中に響く。
震えがとまらない指で、京哉に何度も何度もメールを送っていた。
送信:美愛
《ごめんなさい
ごめんなさい
別れたくないよ》
そんなメールを沢山送っていた。
でも京哉からの返信は来ない。