隣の甘々彼氏 -甘すぎる危険な毎日-



“休む”と言ったのにオシャレをして降りてきたから、お母さんは驚きを隠せないようだ。




「み…美愛…出かけるの?」

「お母さん…ごめんなさい。休んだのに出かけようとして…。でも行きたいの。あたし自身にけじめをつけたいの」




京哉から離れられないのはダメだ。けじめをつけなきゃ。




「…そう。いってらっしゃい」

「ありがと!!」




あたしは公園に急いで向かった。





< 58 / 201 >

この作品をシェア

pagetop