隣の甘々彼氏 -甘すぎる危険な毎日-
蒼先輩はふぅっとため息をついてから言った。
「しないよ。あれはちょっと君を試しただけだから安心して」
「試した…?」
「そ。俺を受け入れるぐらいなら彼氏と付き合ってても意味がないってわからせるため。そんな人に奈津との事、教えるわけにはいかないしね」
なんだ…そっか…。
本当はいい先輩なのかも…。
怖かったけど…。
「まぁ座りなよ」
「は…はい…」
諦めてイスに座った。
なんか蒼先輩って…京哉よりかなわない気がする。