地球の勇者と宇宙戦争
ルカ:
御神体が風に巻かれた。
その渦は、竜となり、社を飛び立った。
渦があった場所に、腕輪が残っていた。

ルカ「ありがとう。」

腕輪をはめる。付けている事を忘れてしまいそうなくらい、軽く、自分にピッタリだ。
デザインも気にいった。

風の竜「ルカ、お前を、もとの世界に戻す。しっかりな。」

そして、私は光に包まれた。
また、あの、遠くへ飛んで行くような感覚。

、、、、、、、、、、、、、、、、、

ルカ:
目を開けると、炎に包まれていた。

炎の剣「帰ってきたか、良くやった。あとちょっと、頑張ってくれ。」

少し、労わるような、声。

ルカ「うん。」

炎が消えた。
数百の艦隊が周りを取り囲む。

ルカ「いくよ。」

剣に魔力を込めて、近くの船のバリアに斬りかかる。

ひと振り、しかし、そのひと振りで、数えきれない程の、風の刃が現れた。

ズバズバズバズバ、、、、、!!

バリア全体が一気に切り刻まれていく!
そして、バリアはガラスが割れるかのように崩壊して、消滅した。

ルカ「凄い、、」

すぐに、バリアの無くなった船を、超加速して、一閃する。
その軌跡に、凄まじい炎が巻き起こる。
炎が渦を巻き、船を包み込んだ。

船は真っ二つになり、炎に焼き尽くされる。

ルカ「よーし、いくぞー!」

次に近くにいた船に向き直る。





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