線香花火~ひと夏の小さな恋~
「おせーよ。」
「ごめん!さ、行こっ!!」
慌てて外に出ると、優馬がちょっと不機嫌そうに待っていた。
そんな少しスネたような様子も、見とれてしまう。
いつも、別に待ってろとも言っていないのに、毎日必ず朝家の前にいる。
ちょっと不思議だよね。
これも保育園の時から、何か特別な事がない限りずーっと続いている事だ。
私と優馬は、一緒に学校へと急いだ。
「ごめん!さ、行こっ!!」
慌てて外に出ると、優馬がちょっと不機嫌そうに待っていた。
そんな少しスネたような様子も、見とれてしまう。
いつも、別に待ってろとも言っていないのに、毎日必ず朝家の前にいる。
ちょっと不思議だよね。
これも保育園の時から、何か特別な事がない限りずーっと続いている事だ。
私と優馬は、一緒に学校へと急いだ。