線香花火~ひと夏の小さな恋~
怖い・・・
怖くて怖くて、仕方なかった。
「なぁ、今度からは俺と一緒に学校行こうぜ。俺さ、杏李ちゃんみたいに可愛いコ、すげー好きなんでさ!」
風間くんは、テンションがあがっている様子だった。
「い、いや・・・」
「なんだよ、可愛い声出しちゃって。杏李ちゃんみてると、食べたくなっちゃう☆」
助けて・・・
心の中で叫んだ時だった。
「おい、離せよ。」
怖くて怖くて、仕方なかった。
「なぁ、今度からは俺と一緒に学校行こうぜ。俺さ、杏李ちゃんみたいに可愛いコ、すげー好きなんでさ!」
風間くんは、テンションがあがっている様子だった。
「い、いや・・・」
「なんだよ、可愛い声出しちゃって。杏李ちゃんみてると、食べたくなっちゃう☆」
助けて・・・
心の中で叫んだ時だった。
「おい、離せよ。」